「婦人科プチ情報」

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便秘が妊活に影響する!?
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あっという間に秋の気配が色濃くなってきましたね。秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と様々な楽しみがありますが、漢方では「乾燥の秋」でしょうか。

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季節の変わり目は
お通じにも影響している?

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秋は臓腑でいうと「肺」との関係が深く、季節の特徴として「燥」の性質があります。また「肺」と関係が深く表裏関係にあるのが「大腸」です。人の体の器官のうち、外と直接つながっているのは、口(呼吸器)と肛門(大腸)。そのため、特に季節の影響を受けやすいのですが、特に苦手なのが「燥」、乾燥なのです。呼吸器も大腸も粘膜で覆われており、乾燥すると異物が付着しやすくなったり、ダメージを受けやすくなったりするのです。
季節の変わり目に風邪をひくのはよくある話ですが、実はお通じも乱れやすいってご存知でしたか?

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便秘は婦人科トラブルとも
関係している?

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婦人科に関係の深い子宮や卵巣が体のどこにあるのかといえば骨盤の中ですが、その前後は膀胱と大腸に挟まれています。そのため飲食の影響を受けやすいだけでなく、排泄物の滞りがあると血流が悪くなり、冷えやすくなったり、老廃物が溜まりやすくなったりします。女性の悩みに多い便秘は、実は婦人科へ大きな影響を与えます。臨床では生理痛や筋腫といった婦人科のトラブルを抱えている方で腸のトラブルもあるケースは多いと感じます。また妊娠や出産でも腸のトラブルは起きやすくなりますから、妊活中から腸にいい生活をすることは子宮のケアにつながります。

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何に気をつければ良いの?
気になるポイントは?

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特に骨盤周りの下腹部や腰が冷える方、子宮のトラブルがある方、排便が安定しない方は今のうちに以下のポイントを見直してみましょう!

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□ 食物繊維のバランスは?
日本人は一般的に水溶性食物繊維が不足しています。水溶性食物繊維が豊富に含まれる食材といえば、大麦。水溶性食物繊維が豊富で、薬膳でも潤す性質があると考えられています。毎日のご飯に混ぜるだけで手軽にとれるのも魅力です。気になる方はぜひ積極的に取り入れてみてください。水溶性食物繊維は整腸作用があるので、下痢の方でも大丈夫。

□ 冷たいもの・冷やす食材から、温かいもの・温める食材へ
秋に移行するこの時期、夏の食生活を引きずり、冷たい飲み物や冷やす性質を持つ夏野菜ばかり取っていませんか?季節の変わり目から意識して、温かいものを取っていきましょう。夏野菜は火を通したり、生姜やニンニクといった温める性質のものと合わせて食べるだけでも冷やす性質が和らぎます。生で食べることは避けて、早めに温かい食事にシフトしていきましょう。妊活中の方にこの時期にお勧めする食材は、栗、山芋、かぼちゃ、鶏肉、さんま、サバ。生姜はお味噌汁やスープに入れて、胃腸から身体を温めましょう。

□ 生活リズムを見直しましょう
日の出、日の入りの時間の変化は体内リズムのバランスにも影響します。腸も自律神経の影響を受けるため、生活リズムが乱れると動きに乱れが。生活リズムの乱れの自覚がある方は、一度生活をリセットできると理想です。気を付けるのは、起床時間と、朝食の時間、夕食の時間。朝起きて日の光を浴びることで体内時計をリセットすることができます。また食事時間を一定にすると女性ホルモンのリズムも安定しやすくなりますよ。

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忙しい方が多い現代では、分かっていてもできない方も多いと思います。またポイントは押さえているはずなのに結果がでない方もいるでしょう。ここに挙げたポイントは一部ですので、体質によってケアが異なることもあります。お気軽に専門家までご相談ください。

監修:原田 愛子(薬剤師)

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